軍事帝国家

上層部には数多くの特色の強い町村等の集落、国家が支配する一定の領域や住民・共同体・制度・文化などの総体がある。
それらは協力し合ったり、時にはその特色や政治概念の為にぶつかり合いが起こっていたりする。
そんなの中を、それぞれの思惑を持ちながら生活をしている住民達の紹介。





ザクロ 詳細
元は寂れた町外れの墓場の墓守をしていた、すこし引っ込み思案な死霊使い。
その生まれつきの力ゆえに、町の人からは忌み嫌われていたが、少しでも多くの死霊達を減らそうと浄化を頑張っていたりした。
ある時、森の中で怪我をしていたブドーを助けてから、そのまま傭兵となって各地を転々としていたが
とある国家に死霊を操る力を欲しがられ、その陰謀の為に死刑になってしまったブドーを助ける為に傭兵から国家専属の兵士になる。
男尊女卑が激しいかつ死霊使いなのに聖職者の上司の下に配属されたので、ギクシャクとした空気に耐えながら兵士として生活している。
だが、同じ国家専属兵士のビス将軍にときめいたりしていたりして、そこまで大変そうには見えなかったりする。




ラッキラ・ソース
ザクロの戦闘能力があまり無いため、守護する為に下に就けられた、幸運をもたらすと言われている有翼族の青年。
人を疑う事をあまりしない、あっけらかんとした性格で、独特の口調でしゃべる。
ただ、余計な一言を言ってしまう癖があり、ポロッとこぼした一言で痛い目にあったりする
空を飛べるので機動力が相当高く、何か急な伝令があると一目散に目的地に向かうのは彼の仕事でもある。
髪の毛が伸びる速度が異様に早くて、朝に短く切っても夜にはとても長くなっている。
しかし、希少な幸運をもたらす種族の髪の毛という事で、毎朝切った髪の毛を売って小遣い稼ぎをしていたりする




プレッツェル
ストイックで生真面目で融通の利かない、半端なくお堅い実力主義者な神官。
知識や文献がとにかく頭に詰まっていて、沢山あるボキャブラリーで相手を圧巻させる事が得意。
とにかく自分の信仰している宗教が至高と考えていて、それ以外の考えを持ったりしている相手を軽視してしまう癖がある。
それだけ高慢な性格になるだけあり、国家最高レベルの実力を持ち、若くして軍師の地位についた本当の実力派。
ただ、自分が聖職者なのに、最近部下に死霊使いが入ってきてしまい、周囲から嫌味を言われ機嫌が悪い事が多く、よく八つ当たりしてる。




ビスケット
キリリとした表情を絶やさない、部下の教育に力を注ぐ槍が得意な軍事将軍。あだ名はビス将軍。
今までに沢山の修羅場をくぐってきたであろう眼光は、見られただけで背筋が伸びるという能力がある。
昔にあった大戦で妻を失っており、時折妻の墓前で寂しげにしてたりする。
子供達も今では独立しており、1人で屋敷に居るのが嫌いらしく、意味も無く城の警備をしたりしている。
ザクロが妙に慕ってくるが、扱いにやや困っている。




マリネ・ビネガー
雪国に住んでいる、ちょっと抜けてる善良一般市民なポストマン。
祖母が遥か遠い極東の島国の巫女だったので、一応魔力はあるらしいが、無いに等しいレベル。
ぼんやりとしているように見えて、割とちゃっかりしている所が多々ある。
あまり悪意を感じさせる事が無いが、あまりに悪意が無さ過ぎて、逆に申し訳ない気持ちにさせるのが得意。
実家が宿屋なので、その影響か人の世話をするのが嫌いじゃない。




キュウリィ
見た目通りの泣き虫で、ぼけーっとした、特にすごい事も何も出来ないけどとにかく優しい性格。
色白、童顔、巨乳といったおっさんキラー三大武器を取り揃えた子。
用心深いという言葉が彼女の辞書には載っていないらしく
知らない人にふらふら付いて行ったり、人にしょっちゅう騙されてる。
頼りなくて、見ていて心配になる所が彼女の欠点でもあり、長所なのだろう、うん、多分