闇非合法組織

ガラの悪い路地裏を通り過ぎると、その地域を縄張りとする組織が集まる場所がある。
そんな場所で組織の縄張りの一部を預り、出世頭と噂されるが扱いが少々困る厄介な男の束ねるチームがある。
どんな残忍な手口もお手の物、仕事の為なら例え世界の禁句である、層という大きな壁も気にせず利用する。
そのせいでめんどくさい相手に追われても気にしない。そんなアウトロー達の紹介。



クーロ(おかま) 詳細
その時の服装によって、性格や振る舞いがコロコロと変わる対応に困る人
前髪を垂らしていて、ロングスカートを穿いてる時はあっはんうっふんのオカマちゃん口調。
オールバックにして、ズボンの穿いている時は冷静なやや命令口調の男な性格。どっちかというとこっちの方が本来の性格らしい
ひょんな事から桃を気に入り、オカマ時には勝手にダーリンと呼んで纏わりついてる。
オシャレや美しいものに敏感で、センスはいいが少し悪趣味。
かなりの長身で、かなりの筋肉質。ゆすりにタカリな組織の幹部の一人。
元ファンタジーな世界にいて、奴隷という立場に居た為、体中に傷がある。そして、やや自分勝手な面もちらほら 




アルファ 詳細
ベータのクローン元の少年だったが、今ではデータとしてのみ存在している思念体。
自分の好奇心に対して歯止めが利かず、その為になら何が犠牲になっても平気な性格。
研究所を立ち上げた人物の1人息子なので、周囲に甘やかされて育てられた為に自分勝手。
自分の思い通りにならないと気が済まず、周囲へ無邪気に高い要求をしてくる。
データ化しているので、過去の記憶が鮮明にあり過ぎていて、たまにヒステリーを起こしたりする。
クーロをファンタジーな上層部からSFな地上に来させた原因であり
その原因となった行為はアルファにとって、ただの暇つぶしの一つに過ぎなかったが
予想外に面白い事件を起こしてくれたりするので、クーロの事を気に入っている。 




ロゥズ・ガントレット 詳細
クーロの部下で、言葉使いのあまりよろしくない、パワータイプの組織員。
普段は普通の体格をしているが、いざ戦闘となると、筋肉が急激に発達し、筋肉質な体格になる。
衣食住に苦労した幼少時代を送っており、いざという時には自分の力しか信用出来ないと思っている。
また、彼女の特殊な体質は、心無い人達による魔術の儀式の生贄として利用された時に身に付いた。
本人は、その事を「ラッキーだった。」と言ってはいるが、内心複雑な思いを持っていたりいなかったり。
実は単純な性格で、怒っている時に美味しい食べ物や、手触りの良い物を渡すと一変して嬉しそうにする。
あまり知識が豊富な方ではなく、難しい単語を使う人間が得意ではない。 



デプス・シー・アネモネ
クーロの部下の、どちらかというと生物よりも、精霊に近い、気高い気質を持った海の住民の青年。
かなり理性的で、感情に振り回される事はあまり無いが、自分達の住処や聖域がどんどん荒らされていく状況を許せなくなり
滅多に出て来ない住処から出て、荒らす者達に話合いを持ち込んだが、
相手にされず逆に暴行を受けていた所をロゥズに見つけられ保護(?)される。
それ以来、妙に組織の人間と馬が合い、結果的に同じ組織のメンツになる。
英知を持っている上に、特殊な知識、古来の情報を知っているので重用されやすく、よく会議に引っ張られている。
また、新しい事に対しての興味も旺盛で、色々なジャンルの本を読んでいるが、実行にはあまり移さない。
あまりに長い間陸上にいると疲れやすくなるので、クーロがハムに作らせた彼専用のプールによくいる。 



コーン・スターチ
クーロの部下で、体内に何人分かの人間を取り入れ共存している(多重人格ではない)シューター。
自分の魔力を利用して圧縮したエネルギーを発射させる魔導道具を扱い、その日暮しの流れ者をしていたが
ある時、人種の差別の多い地域でトラブルに巻き込まれ、地域の先住民族に世話になり、その中の娘と恋に落ちる。
最初は周囲からの大きな反対があったが、真面目で有限実行する信頼感から認められて無事に夫婦となり子も授かるが
落ち着いていた差別戦争が悪化する事態になり、その事から起こった戦渦の中で家族や信用していた者達を失う。
その事実を受け入れることが出来ず、禁句の術に手を出し、ひたすら復讐を行っていた所にクーロにスカウトされる。
一人で行動するのが好きで、特に用事が無い時は上層部のどこかで放浪している。



プレス・ハム・トースト
クーロの部下のウンチク好きな豪快に人の事馬鹿にして笑う、蒸気を利用した機械専門の発明家。
初めは紳士を気取っていても、かならず次の瞬間にはボロが出て皮肉ばかり言ってしまう。
妙なこだわりとインスピレーションで、上層部で様々な技術や機械を発明し、文明の進化にとてつもなく影響を与えていたが
その事に危機感を持った一部の地上層、地下層の人間の目の敵にされて追われる日々となり、弱った所をクーロにスカウトされる。
自信満々で、自分は素晴らしい存在で、平等など存在しない!というのが彼の口癖であるが
あまりにもそっけない態度をとられ過ぎていると不安になり、発明した玩具などで相手の気を惹いたりする。
なんだかんだで人の事が気になるさみしんぼうなオッサン。